2014/05/02

水の都ビワコ 日本一周23話 滋賀-滋賀


青い湖をぐるっと走る。

ど真ん中に『琵琶湖』。水と同居したその姿はどの県にもない魅力だ。
 街の人たちがそれぞれ目的を持って、湖のまわりで時間を過ごしている。 
そんな中をデカイ荷物を載せたチャリが走っていく。いい昼下がり。



本編はじまり!
ほのかな朝日が登ってきた。清々しい朝です。めっちゃ旅してる感じ!
「プ~ププ~♪」心地のいい音色。お坊さんがクラリネットを弾いています。 
声をかけようと思ったら向こうから話しかけられて、少しお話しました。



「どこから来たのぉー?」今度は笑顔のステキなおばあちゃんが現れた。
「長崎くぉらきまふぃだー!」歯磨きを止めて上を向きつつ何とか答えます。
 毎朝散歩してるそうです。野菜ジュースを頂きました。すごく嬉しいな。



今日は比叡山に向かいます。さっそく出発。あっ滋賀の有名な看板だ! 
おいおいっ!そんなにクールな顔して飛び出そしてくんなよ。危ないわ!笑
 気を取りなおして坂を登っていく。走ってると少し暑くなってきました。



お寺は興味ないですが『比叡山』と『高野山』は行こうと決めてました!
 密教の開祖『最澄』と『空海』らの総本山だからです。密教は色々と深い。 
雨ふらせたり仏を具現化させたりしてたらしいです。絶対うそやーん。



最強の催眠術師かマジシャンだったのかなーって勝手に思ってます!
 不思議ハンターshoの血が騒ぐぜ!学びがあるはず。汗を流してコギコギ。 
「真夏の暑さなっしー!」ちいさな小屋で涼んでエネルギー回復ー!



比叡山へ登るケーブル乗り場が近づきます。こりゃー中々の坂です。
 うぉおおおおおっ!!全体重を乗せて最後の踏ん張り。しゃ見えてきた!
すると体操服を着た中学生たち?が沢山いました。何してんだろう。



そしてケーブルのりばに到達。チャリンコや徒歩では登れないのかな。 
職員さんに聞くのが一番です。「比叡山って歩いて登れるんですかー?」 
「歩いていけるけどケーブルが一番さぁ」・・・なるほど。徒歩るぜ!



登山道を歩き出す。あの行列は?さっき見た中学生達がゾロゾロいます。
話を聞くと中学3年生で今日は遠足らしい。とてつもなく抜き去りにくい(笑) 
ちょくちょく話しながら駆け上がりました。バイバイみんなも楽しめよー!



とーちゃーく!密教のホームグランドきた!背筋が伸びる雰囲気です。 
よくこんな場所に建てたな。昔の人を尊敬。最澄の総本山『比叡山延暦寺』。 
ちなみに空海が悟空やナルトなら、最澄はエリートのベジータかサスケ。



「ガリ勉のガリ梨と言われるくらいに学ぶなっしー!ヒャッハー!!!」 
歴史を勉強しながら散策。鎌倉仏教の偉人もここで学んだと知りました。 
めっちゃ偏差値上がるわ~。最後にアイスにガッツいて下山します。



のりばに置かせてもらっていたチャリを迎えに行きます。何かあるぞ?
荷物に見覚えのないお菓子が挟まっています。うおー!イケメンすぎる。
どなたかは存じませんが感謝。なにこの見返り求めない優しさ(T_T)



比叡山を後にして琵琶湖まで。昨日の夜来た場所へ戻ってきました!
夜は怖かったけど昼は一転。楽しい雰囲気です。日本離れしたイメージ。
どこか佐世保の港に似てるな。はじめての街だけど懐かしさがある。



橋から街を見ると、まさにウォーターセブン!・・・に見えなくもない(笑) 
九州住の人間からしたら、琵琶湖のイメージってなかったけど感動したばい!
末續が200mで銅メダル取った次ぐらいに衝撃だよ。いい町並みです。



めっちゃ景色いいなぁ~!自転車をかけて眺める。動くのダルりぃぃ。
 この世界にいる敵は弱い自分一人だけ。無理矢理気合い入れて出発です!
 そーいや途中出会った旅人たちは、今頃どこまで行ったんだろうなあ。



琵琶湖サイコー!歩く人、走る人、漕ぐ人、釣る人、描く人、遊ぶ人・・・。
デートする恋人、散歩中の犬と人、日本一周の不審者・・・。ウキウキする!
なんだこのアグレッシブロードは。バカみたいに楽しすぎるぜ( ´ ▽ ` )ノ



田圃を通り抜けてマックへ。スマホ充電して安定のチキンクリスプを食べます。
 間違ってふなっしーも口にしてしまいました。ウソです。ごめんなさいなっしー☆ 
電話したりして休息タイム。あと高校生がTwitterフォローしてくれました(笑)



23時に『道の駅 長浜』に到着。すこしの明かりを頼りにテントを立てます。
 最近気づいたけど、他の日本一周してる人達は夕方には寝床を決めてるらしい。
明日こそは欲張らずに明るい時間に寝床インしよう!いいかげん眠い。


次回につづく。。


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