2014/05/24

森の国シラカミ 日本一周45話 青森-青森


生い茂るミドリ。

世界遺産『白神山地』にある青池。のぞきこんで自然を感じる。
するとズサッと左から足音が聞こえてきた。ゆっくりと視線をうつす。
そこには大きいザックを背負った男性がいる。彼の正体は・・・。



本編はじまり!
あらすじ。昨夜はライトの明かり一本を頼りに山道を彷徨っていました。
ゾゾッとして引き返しているところでついに寝床を見つけます。助かった!
そして背中を丸めて震えながら、ほとんど寝れずに朝を迎たのでした。



ざぶぃい!顔を引っ込めても寒いです。眠気まなこで走りだします。
今回の目的地は白神山地です。出発してすぐ大自然が広がってきました。
 夜はあんな暗くて怖かったのに、朝は爽やかな表情をしています。



白神の有名スポット青池へ。見所の十二湖を求めて奥へ進みます。
 チャリをすぐそばに止める。森の中を歩いてくと、もののけ姫の世界観。
 屋久島とはまた違いますが、全貌が謎に包まれた日本の秘境です。



青池がありました。ポーションのようなスタミナ全快しそうな水です。
なぜ青いのかは未だに解明されてないんだとか。ほんとに不思議な場所。
ミステリアスなものって、それだけで価値があるように感じます。



観光中の家族に写真撮ってもらいました。すこく日焼けしてんな。
ふなっしーもこんがり。すこし白っぽくなりました。一緒にパシャリ。
「青池神秘なっしー!空気がおいしくて心洗われるなしな~!」



そんじゃーいきますか!ん?突然大きな荷物の男性が登場です。
 「日本一周ですかぁ?」 隣から穏やかな口調で話しかけられました。
 お兄さんの正体は、歩いて日本一周している『べーすけさん』。



徒歩で旅しているとのこと。すごい通り越してもうよくわからない(笑)
一体どれくらいの時間やお金がかかるんだろう。謎は深まるばかりです。
 出会った人に『書』をプレゼントしているらしく、一筆頂きました。



感謝をテーマに旅されています。心ある筆の走りが素敵でした。
 べーすけさんはこれから南へ向かうそう。日本ってまだまだ広いな!
お互い情報を交換してお別れです。お互い旅を楽しみましょう。



森林にバイバイして出発。ブォオオオオ!風ハンパネェエエエ!!
 反抗期の風は推定中学二年生。いっちょ前にタバコ吸い始めたお年頃。
生意気に荒れております。漕いでないのに車輪がグルグルまわる。



お腹もグルグル。べーすけさん、しばらく店がないって言ってたな。
 ひたすら前を見てガムシャラに漕ぎまくり、マックスバリュを発見です。
昼ごはんにありつけました。両手に収まらないほどパンをGET!



「この辺りで食べるなっしー!青が広がるロケーションなしな!」
青森限定のパン『イギリストースト』を食しました。中々いける一枚。
ただ特別美味しいってわけでもないです。大富豪の8みたいな味。



なんだかイカの匂いがしてきた。「どっからきたの?食べていきな~」
おばさん登場です。ここはイカ焼きが有名なんだって。すごく美味しいと!
 さっきから漂うこの匂いは犯罪的です。もちろん食べるぜ\(^o^)/



さっそくお店に入る。長崎から来たと伝えるとすごく喜んでくれました。
これまで九州の人達には何度も助けられたそうで、みんなガッツがあると。
 プレッシャーハンパねぇ。九州男児として最後まで旅やりきろう!笑



つーわけでいただきます!弾力のある海の肉。お腹いっぱいです。
 お店のおばちゃん達とも仲良くなって充実。お菓子も頂いちゃいました。
 「何かあったら故郷と思っていつでも来なさい」って。もう泣けるわ。



記念撮影して出発。「孤独を愛せ」というメッセージも授かりました。
その発想はなかった。ひとりで辛くなっても、それ含めて楽しんでやる!
 一心不乱にペダルを踏み続けて・・・ついに青森市きたぁあああ!!



まずは夜メシ探しの旅に出ます。スパーで食料調達完了です!
 騒がしい夜の街。のんだくれのオッチャン集団を颯爽と駆け抜ける。
それから恒例の場所へ移動です。そして青森県庁ゲット(13/47)



12時前にフェリーターミナルに到着。本州最後の寝床にきました。
嬉しくて胸が底から高なる。ベンチに横になってみると寝心地最高。
明日には念願の北海道入りだ。自分らしく思いっきり楽しむぞ!


次回につづく。。


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