2014/07/10

交通事故と病院 日本一周92話 山形-山形


事故った。。

旅に試練はつきものだ。盗難、宗教、詐欺師、動物と色々とあった。
運よく全部ギリギリで助かっている。そしてまた強烈な思いでができた。
もう何でもきやがれー!心も骨も折れてない。今からレントゲンだ。



本編はじまり!
足湯でゆっくり体を温めます。日課になったストレッチをして出発です。
いつも通り自転車を漕いでいると、突然横から車が突っ込んできました!?
ウッソだろ。。反射的にブレーキを握りしめます。間に合わない・・・!



バーン!!車のドアに正面から突進。目を開けると地面に横たわってる自分。
「大丈夫ですか!」20代後半だろうか。メガネの男性が出てきました。落ち着け。
ここは感情に流されるな。「大丈夫です・・・動けます。警察呼びましょうか」



憂鬱な気分で事故車を待つ。しばらくして現場検証から警察署で事情聴衆。
念のために病院も行きます。幸運なことに打撲と擦り傷だけ。ムダに不死身!笑
バイク屋で壊れた自転車の応急処置もしました。一応乗れるレベルです。



すべて相手の保険持ちになりました。しっかりした常識ある人で良かった。
大切な人たちにも連絡します。事故にあったのと大きなケガはないことだけ。
あーあーもう夕方だわ。バイク屋のおっちゃんにママチャリを借ります。



いつまでも落ち込んでられません。そんな腐りきった自分はいやだ。
カッコいいかダサいかって言ったら完全に後者です。一日をとり戻すぞ!
おっちゃんが「一見の価値あり!」という場所へ。雨上がりを走る。



『山寺』という山が寺になっている場所です。自転車を止めて中へ入る。
ほうほう、ここから1015段ある階段を登っていくらしいです。鬼かよ(笑)
さっき事故ったばっかだぞ。打撲してる足を見つめる・・・い、いけそう。



ガッツリ登山だな。昔の僧侶たちは修行場として歩いていたそうです。
こりゃあ負けてられない。ハムストリングスを意識しながら駆け抜けます。
ゆとり世代なめんなー!数段飛ばしの大股でスプリントしていきます。



息が上がってきたぜ。ここは進むにつれて煩悩が消えていくと言います。
それって単純に運動に集中して、欲なんか考える暇ないからからじゃん(笑)
頂上につく頃には仙人になれそうです。桃源郷が見えてきました(^.^)



頂上到着!正直よくわからない。ただとてつもない達成感があります。
流した気持ちい汗が目に入って染みる。最後まで登って本当良かったな。
ひとり両腕を上げて喜んでいると、息子と父の家族も登って来ました。



歩いてきた道を眺めてみます。空気がスーッとして気もちのいい場所。
そういえばここ山形なんだよな。当たり前だけど改めて不思議な気分です。
おっしゃ!もう帰ろう・・・はいはいまた階段っすか。サイコオオオ!



安静にするためネフェへ。夜飯はタンパク質をとって回復を早めます。
最後に痛み止めを飲みこんでオッケイ。明後日が痛みのピークだそうです。
今日は周りの人が心配してくれて、存在の大きさを感じた一日でした。


次回につづく。。



ブログランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿