2014/06/16

それぞれの道 日本一周68話 北海道


それぞれの道へ。

出会いがあれば別れあり。稚内から一緒に走った仲間達とも最後。
知らない地で同じ時を過ごした数日間、すごく長かったように感じる。
これから別々のルートへと分岐する。また会えることを願って出発!



本編はじまり!
テントの中でブログ更新。食パンをかじってスマホをいじります。
書き始めると楽しいです。ちなみにまだ九州の記事を書いています(笑)
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三兄弟みたいなテント。2人とは今日でお別れして一人旅です。
ずっと一緒だったからこみ上げてくるものがある。孤独を愛さねば。
また北海道で再会できるのかは、ここにいる誰も分かりません。



最後に記念撮影タイム。本当に楽しい時間だった。ありがとう!
それぞれ色んな経験して、面白い話を持ち寄ってまた盛り上がろう。
旅はまだまだこれから。悲しみに浸る暇はありません出発だ!



ノムさんがはじめに旅立ちます。今日はキャンプ場まで進むんだって。
ちょっとチャラけた部分を見せてくれた2日間でした。楽しかったです。
熊と可愛い女の子には気をつけてくださいね。いってらっしゃーい!



続いて先生が自転車を漕ぎはじめます。ずっと一緒に旅してたな。
彼とは旅の縁があります。出発日も4月10日で奇跡的に一緒でした。
また自然な流れできっと会えると思う。その時を楽しみにしてるぜ!



そろそろいくか!・・・なんだろう。気持ちが浮ついている。
仲間と別れたせいか、空が曇ってるせいか分かんないけどブルー。
何とも言えない虚無感です。お?何か見えてきます。原生花園?



湿原地帯で生態系が豊かな場所でした。気分転換に入ってみます。
ボランティアの方が案内してくれますが、いつものように話せません。
可愛らしいハマナスの花を見ていると、すこし元気がでてきました。



すると先生から連絡です。「これでもみて元気出してください(笑)」
なんだろう?極寒の宗谷岬の海で泳いでいる写真が貼ってあります。
これは反則だ爆笑!ただ強く背中を押されました。サンキュー!



しばらくして北海道の世界遺産である、知床が近づいてきました。
そして知床八景のひとつに辿り着きます。『オシンコシンの滝』です。
ところせまし賑わっている外国人観光客。すげー人気なんだな!



百聞は一見に如かず。すげぇー!水しぶきが気持ちいー\(^o^)/
知床の滝最高かよ。まるでジェットコースターに乗ってる気分です。
天気も晴れてきて気持ちが前向きに回復しました。清々しいぜ!



ちっこい滝まであります。そうめんを流したくなるほどに涼しげです。
香港や熊本から来た人たちと絡んで雑談。すこし楽しくなってきました。
ひとり旅の感覚を思い出してきたぞ。この自分で切り開いてく感じ!



寝床は『道の駅 うとろ・シリエトク』。世界遺産のそばにありました。
個人的に気になっている『知床五胡』は離れているので、明日におあずけ。
そして地図を眺めていると、この近くにある知床八景を発見しました!



60mの高さがあるという『オロンコ岩』。場所もここから近い。
やって来てみると、空一面に数えきれないほどの鳥が舞っています。
立ちはだかる絶壁。設置されている石段を利用して登りましょう。



かなりの急勾配です。せっかくだし足腰でも鍛えながら楽しもう!
全力ダッシュで登る。こりゃハムストリングスにダイレクトにくるぜ。
この感じだと明日は筋肉痛なるわ。チャリで使う筋肉とは違うな。



頂上に着く頃には霧がかってきました。暗いので駅まで戻ります。
真っ暗闇になる前に帰宅完了です。ひさしぶりの一人はひどく不安。
朝がとてつもなく遠くに思えます。さっさとメシ食べて寝よっと!



今晩のディナーは定番のラーメン。もやしをドバっと入れてみます。
口の中でシャキシャキが広がる。うんま!たまには野菜も必要だな!
炭水化物ばっかりじゃ今後に影響が出る。旅人は体が資本です。



眠気がくるまで羊数をえるか。そういや本気でやったこないです。
体毛の感触までリアルに想像して、柵を飛び越える様子をイマジン。
10匹目で脳みそ爆発して覚醒してきました。うん普通に寝よう。


次回につづく。。


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